PCつついててのあれこれ

パニック事案

今まで行方不明になっていたことに気付いてなかったのが恥ずかしいレベルなのだけれど、何故かインストールしたはずのソフトがPCから一部ディレクトリを残して消滅していた。

正直原因も不明であれば、セキュリティソフトみたいに攻撃狙い撃ちされるようなソフトでもないし、というか狙われたら明示的に「脅威を検出しました」と警告するだろうし…、更に言えば明示的にアンインストールした記憶もないし、残ってるディレクトリに規則性があるという訳でもなかった。正直、軽くを通り越して激しくパニックを起こしている。

訳がわからないものの他の被害は全くないようで、寝ぼけて誤操作するにはミスの量が多いし、何かの記憶違いでアンインストールしたのかセキュリティ系のソフトの誤作動なのか… 正直何だかもうよくわかりません。正直なところインストーラを使ってインストールするタイプのソフトでないので恐らくはシステムの復元で復活しなさそうだったり、そういえば数ヶ月前からデスクトップ上からアイコンを見てなかったような気がしてきたり…… と、何かもう混乱しきっている。

取り敢えず迂闊にシステムの復元を試みるのは危険と考え、消えた物を入れなおすだけしてなかったことにしようという思いを強めている。

…で、本当は結局何が起きてたのか

数時間くらい恐怖にのた打ち回りながらあれこれ参照してたところ、最近のWindowsについてる機能である「過去のバージョンの表示機能」の存在に思い至った。で、残っていたのはセットアップのログだけであり、それには「インストールの開始に失敗したのでインストール作業を終了します」とあった。それもご丁寧にこのPCを導入した日付の、それもインストーラをダウンロードした数分後のログであった。しかもとても短い。

要するに、ソフトは消えたのではなく大昔に元々何かの手違いでインストールに失敗してたか、不要と判断してインストールを中断した というのが真相らしかった。

つまりデスクトップ上でアイコンを見てなかったのは当然のことで、そもそもディレクトリは作られたけれどインストールできてなかった というオチだったようだ。そりゃ実行ファイルも何もなくフォルダだけがぽつんと鎮座している なんて怪奇な事態になるわけだ。PCがパニックに足る事態を起こしてたのではなく、私が勝手にパニックしてただけ というそんなオチだったのだ。

格闘の結果ネタは割れたが、正直なんだかとても悔しいし虚しい。

嗚呼、何故私は夏でもないのに肝試し大会を一人でする破目になってしまったのだろう……。