逃避日記 84

良質な悪夢

久々に良質な悪夢を見た。

細目は伏せるが、噂らしきものを追ってるうちに本物の呪いの道具を譲り受けてしまい、散々振り回されて結局多くを得て多くを失った後で呪いの道具を呪い師に依頼料として差し出し託す… と、そんな物語に仕立て上げられていた。

細目を伏せたのは結局のところあやふやで鮮烈な夢の余韻を楽しみたかっただけなのだが、そうして一時余韻に浸りたいと思うくらいには良質な悪夢であった。